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岐阜県のお城
つるがじょう
鶴ヶ城
別名
国府城
所在地
岐阜県瑞浪市土岐町鶴城
遺構等
曲輪、土塁、空堀、井戸、碑、説明板
現状
山林
築城年
鎌倉初期
築城者
土岐光衡
歴代城主
土岐
形式
山城(比70m、標265m)
登城口から主郭まで約10分
訪城日
2021/5/4
感想
◎
【道案内】
登城口の地図
城跡の地図
小屏風山PAから約1km南。県道352号「鶴城」信号を北西へ入り、中央自動車道のガードをくぐります。くぐってすぐを左折し、250m程南西へ側道を進むと右手に諏訪神社があり、更に200m程進むと右手に城址碑があります。ここから登ると城で、道が整備されています。登城口付近は道が狭いため、車は諏訪神社に停めると良いでしょう。
【感想・メモ】
城内は整備され、案内も行き届いています。主郭背後の大堀切が谷のように深く、回り込んで行くのにも苦労します。この堀切への道のみ未整備でした。西出丸や東出丸からの眺望も良いです。近くに天神山城、裏天神山城があるので、セットで回ると良いでしょう。全部を回る周遊路を歩いてみたら、堀切と竪堀と思えるものがあり、裏天神山城近くには武者溜りがありましたが、全体にはさほど見所はないので、周遊路を歩くより、別で登り直した方が良いと思います。
【歴史】
鎌倉初期、美濃国守護土岐光衡が築城した。天正2年(1574)、
明知城
落城を知った織田信長は、川尻秀隆を定番として置き、鶴ヶ城普請を行った。織田氏にとって、鶴ヶ城は東濃における交通・軍事上重要な拠点であった。関ヶ原の合戦時は、
岩村城
主・田丸直昌の支城となっていたが、
妻木城
主・妻木頼忠らの包囲を受け開城した。
【
参考資料
】
岐阜県中世城館跡総合調査報告書
岐阜の山城ベスト50を歩く
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