広島県のお城 みはらじょう
三原城
別名 浮城
所在地 広島県三原市館町1丁目
遺構等 天守台、石垣、五番櫓、濠、移築門、碑、説明板
現状 城址公園、JR
築城年 永禄10(1567)
築城者 小早川隆景
歴代城主 小早川、浅野
形式 平城
登城時間
天守台石垣
訪城日 2012/5/3 感想
【道案内】 城跡の地図
JR「三原駅」一帯が城跡です。
詳しくは、三原観光協会のホームページをご覧下さい。
【感想・メモ】
6:30〜22:00は、JR構内から天守台に上がる事ができます。また、駅の西方から北側出口へ出ると隆景広場があり、東方から出て水堀沿いに少し北へ歩くと、城址碑と説明板があります。もともと、三原駅が城跡を分断しているため、駅構内でも石垣が見られ、ちょっと不思議な気持ちになります。周辺にも石垣や移築門などがあるので散策すると良いでしょう。
【歴史】
移築門:
御作事奉行所門
(順勝寺)
西町2-3-22

移築門:侍屋敷門
(糸崎神社)
糸崎8-10-1
永禄10年(1567)、小早川隆景が新高山城より東のこの地に城を築き、東の情勢に備えた。天正15年(1587)、隆景は豊臣秀吉から筑前国を加増され名島城に移ったが、養子秀秋に家督を譲ると、三原城に隠居した。慶長5年(1600)関ヶ原合戦の功で福島正則が安芸広島城に入ると、三原城は福島正之が城主となった。元和5年(1619)、福島正則の改易後、紀伊和歌山から浅野長晟が広島へ入った。三原城には、浅野家筆頭家老・浅野長吉が紀伊新宮より入り、以後、浅野氏が続いて明治を迎えた。
参考資料
『広島県中世城館遺跡総合調査報告書』広島県教育委員会発行
『日本城郭大系』新人物往来社発行
船入櫓石垣:城町公園
城町1-17
臨海一番櫓石垣
城町1-2-1
本丸中門跡
城町1-2-1
東大手門
館町2-7-10
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