【道案内】 城跡の地図
JR山陽本線「広島駅」から北西へ約1.6km、アストラムライン「県庁前駅」から北へ300m。国道2号と国道54号が交差する「市役所前」信号を北へと国道54号に入り、1.8km程北上した正面が城です。国道54号が城跡公園に突き当たる「広島城南」信号を右折し、200m程東進した2本目の信号「合同庁舎前」信号を右折して50m程南下した右手に「地下市営中央駐車場」があります(有料:180円/30分でした)。護国神社参拝者は公園内まで車で入れるようです。
【感想・メモ】
広島の中心地にあるため、周囲はゴミゴミした都会ですが、門や櫓・塀が復元され、この城址公園だけ別空間といった雰囲気です。
【歴史】
天正19年(1591)、毛利輝元が築城した。慶長5年(1600)関ヶ原合戦で西軍の総大将だった輝元は、周防・長門の2国に減封され、長門萩城へ移った。替わって、関ヶ原の戦功により福島正則が、尾張清洲から49万石で入封した。正則は、毛利を意識して三原・三次・神辺亀居・東城の6支城を築いた。元和3年(1617)大洪水で広島城に被害があり、元和5年、幕府の許可が下りないまま石垣等の修理を行ったため、正則は改易となった。浅野長晟が、同年紀伊和歌山から42万石で入封し、以後11代続いて明治を迎えた。
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広島城

ひろしまじょう
別名 鯉城
所在地 広島市中区基町21-1
遺構等 模擬天守、曲輪、石垣、堀、土塁、復元門・櫓、碑、説明板
現状 広島城址公園
築城年 天正19(1591)
築城者 毛利輝元
歴代城主 毛利、福島、浅野
形式 平城
訪城日 2007/4/28