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愛知県のお城 いなじょう
伊奈城
別名 上嶋城
所在地 愛知県豊川市伊奈町柳
遺構等 曲輪、土塁、移築門、碑、説明板
現状 公園
築城年 享徳年間(1452-55)
築城者 本多定忠
歴代城主 本多
形式 平城
訪城日 2020/7 感想
【道案内】 城跡の地図
国道23号で佐奈川を渡る「浜田橋」の東にある信号に伊奈城跡の大きな案内があります。そこから北東方面に模擬櫓も見えます。この模擬櫓がある公園が城跡で、無料駐車場が完備されています。
【感想・メモ】
大土塁の上に城址碑が建っていて、碑の写真を撮るのが大変。せっかく櫓があるのに登れないのがつまんない。徳川氏の葵の家紋はここが発祥の地らしく、それらについての説明板があった。由来の「花が池」も近くにあるらしい。
【歴史】
享徳年間(1452-55)、本多定忠が伊奈を平定してここに城を築いた。定忠は伊奈本多氏の祖となった。享禄2年(1529)、4代目・正忠は松平清康に属し吉田城を攻めた。正忠は戦功を挙げ吉田城を落とし、田原城をも攻めたが、戸田氏が降伏したため伊奈へ凱旋した。正忠は酒肴で勝利を祝った。その時、城池「花が池」の水葵に肴を盛った。清康は吉瑞として喜び、正忠に願い出て微号とした。これが徳川家の三葉葵の紋の起源といわれる。天正18年(1590)家康の関東移封に伴い、下総小篠郷に移封となったため伊奈城は廃城となった。
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