椿田城
別名
所在地 栃木県佐野市船津川町
遺構等 水堀、碑、説明板
現状 宅地
築城年 永禄3年(1560)
築城者 福地寧久
歴代城主 福地氏
形式 平城
訪城日 2010/6 感想
個人宅の前に標柱や城址碑、説明板があります。この周囲に水堀があるのですが、水路になっていたり、西側は才川の河川改修の際に手を加えたようで、どこまでが遺構なのかハッキリしません。南西側には赤松福地家代々の守護神である椿田十一面観音福地堂があります。
【感想・メモ】


【歴史】
【道案内】
城跡の地図
永禄3年(1560)、福地寧久が唐沢山城の支城として築き、川越城忍城館林城の押さえとしたという。福地氏はもともと赤松姓で福知山城主・福地能久以来、福知姓を称したが、9代輝久の時に下野へ移住し、16代丹波守仲久の時、唐沢山城主佐野盛綱に仕え当地に居住し、20代寧久が椿田城を築城した。寧久は佐野昌綱の信任厚く、昌の一字を賜り「昌寧」に改めたという。慶長19年(1614)佐野氏改易に伴い椿田城は廃城となったが、以後も福地氏は名主郷士として代々この地に居住している。

(『とちぎの古城を歩く』塙静夫著 下野新聞社発行、『日本城郭大系』新人物往来社発行、現地説明板 参照)
東武佐野線「田島駅」から南西へ約1.2km。田島駅西側から県道7号で1.1km程南下して右折し、100m程西進して右折します。道なりに100m程進んだ左手が城跡で、付近の余白に駐車しました。
つばきだじょう
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