単独で訪れる場合は、麓の清水神社が登城口です(登城口C)が、小谷城は城域が広大で、至る所に立派な遺構があり、遊歩道も整備されているので、一日かけてBから清水谷の家臣屋敷→主尾根を横切って月所丸へ→主尾根に戻り、下りながら六坊〜山王丸〜本丸〜番所跡・金吾丸→六坊まで引き返し大嶽城へ→福寿丸→山崎丸と見て下山し、出丸だけ別に南麓から登って見ることをお勧めします。
登城口は幾つかあります。
@南麓の「小谷城址ガイド館」駐車場(標95m)
A山腹駐車場(標270m)(本丸まで約10分)、
B「小谷城戦国歴史資料館」駐車場(清水谷経由で主尾根まで約50分)
C清水神社から山崎丸・福寿丸・大嶽城経由 |
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【感想・メモ】 |
堀 |
単郭方形で、郭には土塁が巡り、東側には竪堀があります。枡形虎口が南西隅と北東隅の2ヵ所あり楽しめます。福寿丸へはここから更に15分程登ります。 |
【歴史】 |
元亀元年(1570)、織田信長の江北進攻で横山城に布陣した際、浅井長政は朝倉氏に救援を乞うた。元亀3年(1572)7月、朝倉義景は浅井長政に加勢するため1万5千の兵を率いて一乗谷を出陣し、8月2日には最前線の山崎丸に布陣し、虎御前山城の織田信長と対峙した。山崎丸はその際に朝倉氏の重臣・山崎吉家が築いたといわれる。 |