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岐阜県のお城 まつおやまじょう
松尾山城

主郭南虎口
別名 長亭軒城
所在地 岐阜県関ケ原町松尾
遺構等 曲輪、土塁、空堀、堀切、竪堀、井戸、碑、説明板
現状 山林
築城年 元亀元(1570)
築城者 浅井長政
歴代城主 浅井、不破
形式 山城(比190m、標293m)
登山口から主郭まで約35分
訪城日 2003/4/19 感想
【道案内】 登城口の地図 城跡の地図
城の北東、名神高速道路の南側を走る広域農道に出ている案内に従い通りから少し南へ入ると駐車場があり、登城口となります。尚、山の南側にある「聖蓮寺」付近からも案内が出ていて登れます。どちらも東海自然歩道として整備されているため、登山道はしっかりしていて夏場でも大丈夫です。
【感想・メモ】
主郭虎口の所に櫓台の土塁がありステキ♪主郭への枡形虎口もかなり格好いい!主郭内は土塁がしっかりと巡り、松尾山城と小早川秀秋陣地跡の碑もある。次に主郭から北へ少し下り、右手(東)の曲輪へ。ここは南の土塁がうねっていて格好いい!更に奥(東)へ進むと曲輪が3段になっており、最後の段は堀溜って雰囲気で、そこの土塁がかなり高い。そこから東は堀切になり、南に2本竪堀がありました。特に西側の竪堀は深かった。ここから東もまだ曲輪あり。主郭南東の曲輪や南に進んだ土塁も見応えあり!更に南には竪堀や堀切も。主郭から谷を挟んだ西側にも高さのある土塁が巡っていたりと見所満載♪井戸もありました。かなり感動モノの松尾山城でした。
【歴史】
元亀元(1570)、浅井長政が近江と美濃の国境の城として樋口直房を置いたが、織田信長の近江侵攻に投降・開城した。その後、信長方の城として不破光治が在城したが、近江平定後不要となり廃城となった。慶長5年(1600)の関が原合戦時、西軍総大将である毛利輝元を入れるため、石田三成が普請させ、大垣城主・伊藤盛正に警備させたが、合戦前日、小早川秀秋が盛正を追い出して布陣した。
参考資料
岐阜県中世城館跡総合調査報告書 第1集(西濃地区・本巣郡)/岐阜県教育委員会
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