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岐阜県のお城
おじまじょう
小島城
別名
木戸城
所在地
岐阜県揖斐川町春日六合
遺構等
曲輪、土塁、石垣、竪堀、堀切、土橋、碑、説明板
現状
山林(東山公園)
築城年
南北朝期
築城者
西尾右京
歴代城主
西尾、土岐
形式
山城(登城口から比100m、標350m)
訪城日
2021/4/30
【道案内】
林道入口の地図
城跡の地図
県道32号「樫村バス停」付近を西へ入り道なりに進むと道路に小島城駐車場の案内が出てきます。それに従い鋭角に右折し、右手に第2駐車場を過ぎ、更に進むと第1駐車場があります。ここから「参歩道」を進むと城です。
【感想・メモ】
参歩道を歩き始めてすぐ西端の長くて立派な竪堀があります。更に幾つか竪堀が見られます。菩薩園に城の説明板があり、菩薩園の下段の展望台横には城址碑があります。菩薩園から東進すると登る道があり、主郭背後の堀切には一騎駆けのような土橋があります。主郭の3段下の曲輪から西へ回り込むと竪堀がありますが、そのすぐ西の上段と更に西へ回り込んだ先に立派な石垣があります。
【歴史】
築城年、築城者は不詳だが、正和年間(1312-16)頃から南朝方の西尾右京亮、堀部太郎兵衛尉が在城した。延元2年(建武4年、1337)以降北朝方に属し、土岐氏三代頼康が改修し、以後50余年間は土岐氏が居城した。その後、美濃・尾張・伊勢守護となる土岐頼康が居城した。明徳元年(1390)頼康の養子となった康行の代、幕命を受けた近江守護京極高秀らの攻撃を受け落城し、以後廃城となった。
【
参考資料
】
岐阜県中世城館跡総合調査報告書
岐阜の山城ベスト50を歩く
参歩道入口
主郭背後の土橋
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