城跡の地図
藤井城
別名
所在地 安城市藤井町北本郷
遺構等 碑、説明板
現状
築城年 永正年間(1504-21)
築城者 松平利長
歴代城主 藤井松平
形式 平城
訪城日 2002/10/26
【道案内】


【感想・メモ】
ふじいじょう
【歴史】
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国道23号で知立から西尾方面へ南下した場合、「藤井インター」を下りて左折し、500m程東進した「藤井町」信号を右折します。600m程南下した「藤井町南」信号を過ぎて1つ目の路地を左に入ると、右手が城跡です。
藤井城は、木戸城から西へ600m程のところ。同じく、矢作川沿いで、近くには公園があります。遺構は特になく、石碑と説明板があるのみ。ところで、この付近には、藤井・桜井・古井・石井と”井”のつく地名が4つもあります。昔、井戸が4つあり、それが地名になっているようです。
永正年間(1504-21)、松平氏5代・長親の五男・利長が藤井氏に養子に入り、藤井松平氏の初代となった。天文9年(1540)、織田勢が安城城を攻めた際、撃退するため戦ったが重傷を負い、利長は死去した。2代目・信一は一向宗の本拠である本証寺桜井城と近くに位置しながらも藤井城を守り一揆勢を撃退した。その後、信長の近江出陣でも功績をあげ、関ヶ原の戦いの後は3万5千石の土浦城主となった。藤井城は家康が関東移封となった天正18年(1590)、ともに関東へ移ったため廃城となった。