本証寺

鼓楼
別名 野寺本坊
所在地 愛知県安城市野寺町野寺26
遺構等 土塁、堀、鼓楼、碑、説明板
現状 本証寺
築城年 建永元年(1206)
築城者
歴代城主
形式 城郭寺院
訪城日 2015/7/19
名鉄西尾線「南桜井駅」から南東へ約1km。お寺のすぐ北の「すずきや」の道を挟んだ正面にある「すずきや」用の駐車場は、本証寺参詣者も駐車可能です。

【感想・メモ】
お寺といえども、この鼓楼を見るとまさに城郭。しかも内堀(水堀)が巡っており、更に北側の外堀もしっかり残っていて見応えたっぷり。曲輪跡は墓地になっていました。さすが三河一向一揆の中心となったお寺だと納得。本証寺の境内にも説明板があるが、「すずきや」の駐車場のところに、「本証寺境内図」付きの説明板があります。

【歴史】
三河三カ寺の1つ(他は、上宮寺勝鬘寺)。永禄6年に勃発した一向一揆は、家康の家臣・菅沼定顕が上宮寺から糧米を強制的に徴収した事から始まった。本証寺10代目・空誓が中心となり門徒に檄をとばして家康と戦った。翌年、家康は勝算の見込みがないとみて、和議を成立させた。その後、家康は門徒に改宗を強要させ、寺院を壊すなど弾圧に乗り出したが、天正11年(1583)、一向宗を敵にしても無意味であるとし、保護するようになった。

城跡の地図
【道案内】
ほんしょうじ