静岡県のお城
おがさやまとりで
小笠山砦
別名 笹ヶ嶺御殿
所在地 静岡県掛川市(大東町)入山瀬
遺構等 曲輪、土塁、横堀、竪堀、堀切、土橋、碑、説明板
現状 山林
築城年 永禄11(1568)
築城者 徳川家康
歴代城主 徳川家康
形式 山城(標250m、比170m Pから比100m)
登城時間 駐車場から主郭まで10分
主郭東の堀切
訪城日 2013/1 感想
【道案内】 城跡の地図
県道249号と県道251号の交差点を県道251号へと西へ入り、すぐを右折して小笠神社へと北上します。道路終点が駐車場で、ここから登城道が整備されています。
【感想・メモ】
城は小笠神社から西尾根に築かれており、堀切や横堀、土塁と見応えたっぷり。特に標柱背後の堀切とこの南下にある横堀、北西尾根の横堀、多聞神社西方の堀が素晴らしいです。多聞神社北側の物見台からは掛川城も見られます。
【歴史】
主郭南東下の横堀

多聞神社西方の横堀
永禄11年(1568)、今川氏真が篭城する掛川城を攻撃した際、徳川家康がこの山頂に本多忠勝、榊原康政を従えて本陣を置いた。天正7年(1579)、家康が高天神城を包囲して攻撃する際に築いた6砦の1つ。
参考資料
『静岡の山城ベスト50を歩く』加藤理文 ・中井均(編)/サンライズ出版
『静岡県の中世城館跡』静岡県教育委員会
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