静岡県のお城
かみやまだつけじろ
上山田付城
別名
所在地 静岡県伊豆の国市韮山金谷
遺構等 曲輪、土塁、横堀
現状 山林
築城年 天正18年(1590)
築城者 前野長康
歴代城主 前野長康
形式 山城(比160m、標180m)
登城時間 登り口から主郭まで約30分
訪城日 2013/2 感想
【道案内】 登城口の地図 城跡の地図
昌渓院の北東約400mの山頂に築かれ、西北西尾根には追越山付城が、南南西尾根には昌渓院付城があります。
【感想・メモ】
特に道がないようなので、山の北側谷筋に走る林道を進み、水道施設付近に駐車しました。水道施設の道を挟んだ所に山へ入る道があったのですが、その先が竹の倒木が激しく登るのを断念。そこから少し林道を登り適当に山に取り付きました。最初は藪と急斜面で厳しいですが、少し登るとマシになります。城内は藪といっても遺構の確認はでき、桝形虎口の連続の縄張に目を見張ります。西端の南側には横堀が二段にあり、この尾根を下って昌渓院付城へ行きました。
【歴史】
天正18年(1590)、豊臣秀吉の小田原征伐の際、北条氏の韮山城を攻略すべく築いた豊臣勢の陣城の一つ。上山田付城は前野長康勢(1250人)が築城し陣を置いた。
西南端の横堀
参考資料
『伊豆韮山籠城戦の付城と仕寄遺構』土屋比都司著
『静岡の山城ベスト50を歩く』加藤理文 ・中井均(編)/サンライズ出版
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