大堀山館
別名 大堀山城
所在地 埼玉県川越市下広谷字牛原南333
遺構等 曲輪、土塁、横堀、説明板
現状 山林
築城年 戦国時代
築城者
歴代城主
形式 平城
訪城日 2009/2 感想

登城口に説明板があり、入っていくといきなり横堀が見えます。南東の虎口から主郭へ入ると北東隅に神明社が祭られています。この主郭と外側の二郭の周囲には土塁と堀が巡らされ、更に三郭にも土塁と堀があり、かなり見応えがあります。横堀には水が溜まって、水堀になっている所もありました。
【感想・メモ】
【道案内】
戦国時代に築かれた城跡で、一辺約200m、三重の堀と土塁で囲まれた方形を呈し、この種類の城跡としては埼玉県内で最大級の規模と良好な保存状態を誇る。関東の覇権を巡り争われた戦国時代、交通の要衝を押さえることは軍事的・経済的に見て重要な戦略の一つだった。大堀山館の周辺には、すぐ東に中世の南関東と北関東を結ぶ主要ルートの鎌倉街道が通り、西を通る県道は扇谷上杉氏の川越城鉢形城、山内上杉氏の五十子陣をつなぐ当時のルートと重なる。これらから、大堀山館跡は戦国時代の関東における主要な二つのルートの交わる重要な拠点を押さえるという役割を担って築かれたと推定される。(現地説明板参照)
【歴史】
城跡の地図

おおほりやまやかた
東武東上線「若葉駅」から東北東へ約2.7km、本応寺別院の東側が城跡です。県道269号と県道256号が交差する「塚越」信号を県道256号で1.7km程南下して圏央道をくぐり、更に200m程南下した2本目の路地を左折します(ここから道路が狭いので、車は周辺の余白に停めて下さい)。120m程東進した左手(北)が登城口です。
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