小堤城山城
【道案内】
登城口の地図
城跡の地図
国道8号「大篠原」信号から1km程西進した「小堤」信号を過ぎ、更に200m程西進した「平田機工」手前の路地を左折します。そのまま道なりに1km程進むと林道のゲートがあります。このゲート手前に駐車スペースがあるので車は停め、ここから歩きます。300m程進んだ2本目を右折します(城山まで900mの案内有)。5分弱進むと左手に「城山まで600m」の案内があり、ここを案内に従って左折します。新しい道ができていて、大きく道が左カーブした先に東屋が見えますが、そこまで行かず、左カーブした所を直進して山の中へ入るとハイキングコースがあります。この道を進むと、途中で「城山まで200m」の案内があり、この先が長く感じ、急でロープがかかった道を登ると城跡です。
【感想・メモ】
城山まで200mの案内から8分程登ると土塁が巡った小さな曲輪が見え、その先にロープがある急な山道や岩の間を行きます。「城山の神」からすぐ先が主郭ですが、それ程広くはなく、見晴らしは良いです。主郭下に石垣があり、主郭から東へ尾根伝いに進むと10分程で古城山城です。そちらへと東へ進むと石垣が見え、更に先には大堀切が2ヵ所ありました。行きは上を目指して登るので迷わず城へ辿り着けますが、下山時に、道の分かれ目があちこちにあり、しかもどこもハイキングコースとして整備されているので、迷わないように気をつけましょう。(私は迷子になり山中を彷徨いました)

主郭下東の石垣

主郭東方の大堀切

主郭手前にある城山の神

【歴史】
15世紀末に永原氏が築城したと言われる。永原氏は六角氏の家臣・馬淵氏の被官で、文亀2年(1502)、守護代伊庭氏の反乱を機に馬淵氏から独立し、大永年間(1521-28)頃からは近江守護六角氏と関係を持ち、勢力を伸ばした。永原氏は、平素は永原城に居住したが、戦時の詰城として小堤城山城を築いたと考えられる。
別名
所在地 野洲市小堤
遺構等 曲輪、堀切、土塁、石垣
現状 山林
築城年 15世紀末
築城者 永原氏
歴代城主 永原
形式 山城(比150m)
ゲートから主郭まで約30分
訪城日 2007/9/22
こづつみしろやまじょう
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