小堤城山城 |
別名 | |
所在地 | 滋賀県野洲市小堤 |
遺構等 | 曲輪、堀切、土塁、石垣 |
現状 | 山林 |
築城年 | 15世紀末 |
築城者 | 永原氏 |
歴代城主 | 永原 |
形式 | 山城(比150m) ゲートから主郭まで約30分 |
訪城日 | 2007/9/22 |
主郭下東の石垣 |
城の北方、国道8号「平田機工」東側道路を南下すると林道のゲートがあり、このゲート手前に駐車スペースがあるので車は停め、ここから歩きます。300m程進んだ2本目を右折します(城山まで900mの案内有)。5分弱進むと左手に「城山まで600m」の案内があり、ここを案内に従って左折します。新しい道ができていて、大きく道が左カーブした先に東屋が見えますが、そこまで行かず、左カーブした所を直進して山の中へ入るとハイキングコースがあります。この道を進むと、途中で「城山まで200m」の案内があり、この先が長く感じ、急でロープがかかった道を登ると城です。 【感想・メモ】 城山まで200mの案内から8分程登ると土塁が巡った小さな曲輪が見え、その先にロープがある急な山道や岩の間を行きます。「城山の神」からすぐ先が主郭ですが、それ程広くはなく、見晴らしは良いです。主郭下に石垣があり、主郭から東へ尾根伝いに進むと10分程で古城山城です。そちらへと東へ進むと石垣が見え、更に先には大堀切が2ヵ所ありました。行きは上を目指して登るので迷わず城へ辿り着けますが、下山時に、道の分かれ目があちこちにあり、しかもどこもハイキングコースとして整備されているので、迷わないように気をつけましょう。 【歴史】 15世紀末に永原氏が築城したと言われる。永原氏は六角氏の家臣・馬淵氏の被官で、文亀2年(1502)、守護代伊庭氏の反乱を機に馬淵氏から独立し、大永年間(1521-28)頃からは近江守護六角氏と関係を持ち、勢力を伸ばした。永原氏は、平素は永原城に居住したが、戦時の詰城として小堤城山城を築いたと考えられる。
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こづつみしろやまじょう |