上永原城

別名
所在地	野洲市上屋1169
遺構等	碑
現状	祇王小学校
築城年	室町中期
築城者	永原宗行
歴代城主	永原
形式	平城
訪城日	2007/9/22

県道２号と県道３２号が交差する「北」信号を南西へと県道２号に入り、６００ｍ程進んで左手に「祇王郵便局」を過ぎ、更に１００ｍ程進んだ１本目の路地を左折します。２００ｍ程南東へ進んで右折し、左手に「祇王幼稚園」を見ながら８０ｍ程進んだ１本目の路地を左折します。２００ｍ程南東へ進むと右手に「祇王小学校」があります。この小学校一帯が城跡です。

学校の校舎前（グランドに面した側）に城址碑があるのみで、城の遺構などはありません。

室町中期、永原宗行が築城したと言われる。永原氏は佐々木氏を祖とし、もともとは愛知郡にいたが、室町初期に永原へ移り野洲郡に勢力を誇った。平素はこの城に居城し、戦時の詰の城として小堤城山城を築いた。江戸時代に入り将軍の宿所として永原御殿が建てられたため、貞享３年（1686）幕府の命により永原城は廃城となった。