長野県のお城
ごほんまつじょう
五本松城
別名
所在地 長野県佐久市志賀
遺構等 曲輪、土塁、竪堀、堀切、石垣
現状 山林
築城年 文亀・永正年間(1501-21)
築城者 内山美作守玄苓
歴代城主 大井氏
形式 山城(比200m、標941m)
登城時間 登城口から主郭まで約40分
主郭
訪城日 2013/3 感想
【道案内】 登城口の地図 城跡の地図
志賀城内山城の間にある城です。道が分からなかったので城の北西方面から適当に山(城の一つ西の山)に取り付きました。県道44号沿い「志賀郵便局」から600m程東進して右折します。すぐに志賀川を渡り、その先前方に墓地が見えますが右折します。500m程坂を上がりながら道なりに西進した左手の山に取り付き直登しました。
【感想・メモ】
城から西へ延びる尾根まで登り切ると石祠があったりして尾根上は歩きやすいですが、一山越える必要がありちょっと大変です。途中、北側を見ると志賀城が見えます。30分程歩いて五本松西城へ到着。岩がゴロゴロし東に堀切があります。一旦鞍部へ下り、再度登ると堀切の先に主郭があります。「5本松城」と表示があるのですが、何で5はアラビア数字なのか?主郭の南下方には石垣があり、東には堀切があります。私は東端の堀切から南へ進み内山古城へも行きました。
【歴史】
文亀・永正年間(1501-21)内山(大井)美作守玄苓が居住したが、大永年間(1521-28)に笠原氏に攻め滅ぼされたとあり、最初は内山城主大井氏が志賀城の物見として築いたが、後に志賀城主笠原氏が攻め落としたものと思われる。
参考資料
『図解 山城探訪』宮坂武男著
『長野県の中世城館跡分布調査報告書』長野県教育委員会発行
西城の堀切 主郭南腰曲輪の石垣 東端の堀切 志賀城から見た五本松城
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