内山城

石積みのように見える自然石

東尾根の東の堀切


主郭

登城口の地図
城跡の地図

井戸

【歴史】
【道案内】
国道254号「平賀上宿」信号から1.5km程東進して左前方へと左折します。道なりに700m程進んで左折すると「円城寺」があります。このお寺の駐車場から右手(東)にお城の案内があり、衣笠神社から登ります。車はお寺の参拝者用駐車場に停めさせて頂きました。
内山城は、永正年間(1504-21)、大井美作入道玄岑が築城したと言われる。その後、天文15年(1546)、武田信玄が佐久の諸城を奪って上原伊賀守昌辰を配した。天文17年、佐久に侵入した村上義清の軍と暫く攻防戦が続いたが、信玄自身が諏訪から佐久へ出馬し、これを退けた。天正10年(1582)武田氏が滅亡し、佐久の諸城が次々と徳川氏の手に帰していくなかで、内山城も天正12年に家康の麾下・依田信蕃らの手によって攻略された。
衣笠神社から南西尾根を3分程登ると石垣のように割れ目のある自然石が見えてきて、周囲には岩があちこちに露出しています。更に15分程登ると主郭で城址碑があり、主郭北に二郭・三郭が、南に四郭・五郭があり、眺望がとても良いです。三郭から東尾根へ進むと堀切があり、この付近でも石積みが見られ、堀切から少し北へ下ると、左手に竪堀が落ちています。竪堀から更に北へ下ると、石組みの立派な井戸があります。堀切の南側や竪堀付近には、あちこちに石積みが見られますが、木が植えられた付近にある石積みは土留め用に後から積んだのかな?主郭から西尾根には堀切が2条あり、一番西の曲輪まで行くと採石場に下りるようなので、途中から下りて円城寺に戻りました。このお寺、伽藍がとっても立派なので、せっかくだから立ち寄ってみてください。
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【感想・メモ】
別名
所在地 佐久市内山字城下
遺構等 曲輪、井戸、竪堀、土塁、石積み、碑、説明板
現状 山林
築城年 永正年間(1504-21)
築城者 大井美作入道
歴代城主 大井
形式 山城(比120m)
訪城日 2007/5/27
うちやまじょう