城跡の地図
境台場
別名
所在地 境港市花町
遺構等 説明板
現状 台場公園
築城年 文久年間(1861-64)
築城者 池田氏
歴代城主
形式 台場
訪城日 2007/5/1
【道案内】


【感想・メモ】
さかいだいば
【歴史】
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JR境線「境港駅」から東へ約2km程進むと、左手に「台場公園」があります(ただし、途中で一方通行の箇所があり、この通りをずっと東進することはできません)。ここが台場跡です。公園内に無料駐車場があります。
公園内に台場の説明板があり、少し土塁と思われるものが残っていますが、全体的にはただの公園といった感じになっちゃってます。
文久年間(1861-64)、幕府が各藩に命じて沿岸警備のために台場を構築させた。鳥取藩では、他にも浜坂、賀露、浦富由良、橋津、赤碕淀江の各台場を近郷の農民を動員して完成させた。境台場は文久3年、砲術師武宮丹治と当地の大庄屋山根作兵衛によって始められ、設計は大砲の備付けにあたった富山敬蔵が行った。富山敬蔵は漢学者でもあり、当地の青年が氏から学んでおり、台場の管理も当地の村民や青年に任されていたので、村民に信頼のあった富山敬蔵が明治初期まで管理した。しかし、築造工事の完成は明治元年で、台場として正式に使用されることはなかった。