広島県のお城 くまがやしやかた
熊谷氏館
別名 御土居、熊谷氏土居屋敷
所在地 広島県広島市安佐北区三入南1丁目11
遺構等 石垣、碑、説明板
現状
築城年
築城者 熊谷高直
歴代城主 熊谷
形式 居館
登城時間
訪城日 2012/5/1 感想
【道案内】 城跡の地図
「福留ハム」や「可部変電所」の南側。国道54号「三入橋西詰」信号を東へ入り、根の谷川を渡ってすぐを右折します。道なりに200m程南下した左手のコーポ裏手が館跡です。入口が分かりにくいので注意して下さい。
【感想・メモ】
説明板に向かって左手に門跡や石垣が残り、土塁がL字型に残っています。説明板に向かって右手奥に高松城の登城口があります。
【歴史】
承久の変(1221)で戦功のあった武将を、鎌倉幕府は西国各地の守護・地頭職に任じた。武蔵国熊谷郡(埼玉県熊谷市)の熊谷氏は、安芸国三入荘の地頭に任ぜられ、伊勢が坪に城を築いた。室町時代に入って高松山に本拠を置き、麓に屋敷を構えた。また、この屋敷と根之谷川を挟んで向かい合う位置に、一族の菩提所・正法山観音寺を営んだ。天正19年(1591)毛利氏に従って広島へ移るまで使用していた。
参考資料
『広島県中世城館遺跡総合調査報告書』広島県教育委員会発行
『日本城郭大系』新人物往来社発行
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