【道案内】 |
登城口1の地図 |
登城口2の地図 |
登城口3の地図 |
城跡の地図 |
|
JR可部線「可部駅」から北東約1.8kmの高松山が城跡。国道54号「可部郵便局北」信号を東へ入り、400m先で川を渡ってすぐを左折、川沿いに150m程北上した右手(山の南南西)に登城口案内有(登城口1)。先程の可部郵便局北を東へ入り、川を渡ってから更に500m程東進して左折、800m程北上し山の東側へ回り、可部パークゴルフを越えた先に案内有(登城口2)、山の北側にある熊谷氏館の奥に案内有(登城口3)。 |
【感想・メモ】 |
|
登城口2からだと比高が170m程で一番楽かもしれません。私は登城口1から登りました。ここからだと高松神社の鳥居をくぐり、5分も登ると寺跡の石垣が見られます。更に15分弱で展望所となり、そこから5分程で堀切があります。竪堀や石段を見ながら段郭を登ると与助丸があり、堀切の先に東西に長く東よりに井戸がある馬場、そして二の丸、本丸となります。最高所の本丸には城址碑と説明板があり、眺望が素晴らしく、石積みが見られます。本丸の東には鐘の段があり、間の堀切にも石積みが見られます。この北尾根に段郭があり、北東尾根には谷の坊と呼ばれる郭があります。二の丸の西にも堀切があり、高松神社が鎮座する甲丸、そして三の丸となり、ここにも南斜面で石積みが見られます。 |
【歴史】 |
戦国初期、熊谷信直が築城した。熊谷氏は信直の代に伊勢が坪城から移り、以後、関ヶ原合戦で敗れた毛利氏に従って萩へ移るまで、戦国時代を通じて拠点とした。山麓には居館と政庁を兼ねた熊谷氏館跡がある。 |
【参考資料】 |
『広島県中世城館遺跡総合調査報告書』広島県教育委員会発行
『日本城郭大系』新人物往来社発行 |