【道案内】 |
登城口の地図 |
城跡の地図 |
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火野山が城跡で登城口は城の東にあります。浜田自動車道「大朝インター」から国道261号で3km程南下します。左手方向に「円光寺」がある所を右折すると(国道を北上する場合は道路左手に城の案内がありますが、南下する場合は案内がないので要注意)、すぐ右手に「日山城跡と中山市」の説明板があります。道なりに進むと駐車場があり、そこから歩いて登ります。 |
【感想・メモ】 |
本丸 |
駐車場から200m程進むと道が二手に分かれますが、ここは沢沿いの左手へ行きます。暫く沢沿いの岩場を登り、駐車場から約25分で中城跡に到着します。中城には土塁があり、石列・石積みも見られます。そこから姫路丸や堀切などを見て8分程で大広間の段につきます。周囲を高い土の壁に囲まれた広い曲輪ですが結構藪です。この先、右が本丸、左が二の丸と分かれるのでまずは本丸へ。すぐに石積みの虎口があり、その先に土塁がしっかりした下り丸があり、更に虎口に石積みの入った段郭を進むと本丸です。本丸の北尾根には三の丸が、南尾根には出丸があり、出丸からの眺望が良いです。二の丸も眺望が良いですが、ほとんどが藪です。道はあるものの藪が多いため、城内のあちこちにある石積みも確認しづらいのが残念です。 |
【歴史】 |
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天文19(1550)、吉川興経の跡を継いで毛利氏から入った元春が、小倉山城からこの城へ移り、それまであった山城を改修した。天正19年(1591)、元春の孫・広家が出雲月山富田城に移るまで吉川氏の本城だった。 |
【参考資料】 |
『広島県中世城館遺跡総合調査報告書』広島県教育委員会発行
『日本城郭大系』新人物往来社発行 |
大広間の段 |