愛知県のお城 ひめおがわじょう
姫小川城
別名 姫城、姫郷城
所在地 愛知県安城市東町獅子塚
遺構等 なし
現状 宅地
築城年
築城者 内藤弥次右衛門清長
歴代城主 内藤氏
形式 平城
登城時間
内藤清長墓
訪城日 2015/7/19 感想 ×
【道案内】 城跡の地図
名鉄西尾線「桜井駅」から東へ約600m。周辺は道が狭いため、南西にある「誓願寺」から歩きました。
【感想・メモ】
城跡は誓願寺の北東に隣接した場所だったため、お寺を訪れると良いでしょう。誓願寺は城郭寺院だったようで、お寺に土塁や堀が残っています。またお寺には城主だった内藤清長と祖父重清のお墓があります。
【歴史】
内藤弥次右衛門清長が築城し、家長、家長の弟・信成(松平広忠の子で清長の養子)が居城した。元亀3年(1572)、遠江二俣城の武田軍との戦いにて病死し、跡を継いだ家長が藤川城、東蔵前城も所有した。天正18年(1590)、家康の関東移封に伴い、上総佐貫城2万石を領した。慶長5年(1600)関ヶ原合戦の際、伏見城を守った鳥居元忠に従って討死した。その後、家長の弟・信成が跡を継ぎ、遠江一言坂の戦功などによって伊豆韮山城2万石を領して移ったため、姫小川城は廃城となった。
参考資料
愛知県中世城館跡調査報告書U(西三河)』愛知県教育委員会発行
『日本城郭大系』新人物往来社発行
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