城跡の地図
麻生城
別名
所在地 岡崎市(額田町)桜形町字向
遺構等
現状 松下助十郎御先祖墓所
築城年 永享元(1429)
築城者 麻生内蔵助
歴代城主 麻生、天野、松平
形式 平城
訪城日 2005/9/3
【道案内】


【感想・メモ】
あそうじょう
【歴史】
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松下助十郎御先祖墓所
県道35号沿いの「大泉寺」・「大林」バス停から80m程東進して乙川を渡り、更に400m程進むと、道路右手に石垣が巡らされた「麻生松平家墓所」があります。この付近が城跡です。
城跡は、この墓所の辺りだったらしく、現在は立派な墓地になっているため遺構はありません。でも、30基余の墓石が並び、なかなか壮観です。この墓所は元和3年(1617)、家臣の小畑叉左衛門が建立したと伝えられます。
永享元年(1429)、麻生内蔵助が築城したといわれる。松平親氏が攻め落城した。その後、嘉吉・文安年間(1441-49)頃、天野氏が勢力を持ったが、作手奥平氏が日近城を構えたのに対抗した松平4代・親忠が、長亭元年(1487)天野氏を討った。親忠は9男・松平乗清を麻生城主とし、以後数代続いた。滝脇松平氏はこの乗清を初代とし麻生松平氏は親正・清房・正忠・正勝と続いた。助十郎正勝の後、麻生松平氏は、江戸期に静岡県静岡市の小島に陣屋を構え幕末まで存続した。
松下助十郎御先祖墓所