桑下城
別名
所在地 瀬戸市上品野町
遺構等 曲輪、土塁、堀
現状 山林
築城年 文明年間(1469-87)
築城者 長江修理進利景
歴代城主 長江、松平、今川
形式 平山城
訪城日 2008/2/23
城跡に道路が通るため(国道248号「広の田」信号から東へ進む国道363号バイパス)、2007年度に発掘調査が行われました。幅12m、深さ7.5mの箱掘や薬研堀、石組み井戸、礎石、掘立柱建物の柱穴などが出てきました。
【感想・メモ】


城跡の地図
【道案内】
【歴史】
東海環状自動車道「せと品野インター」から国道363号で400m程東進した2本目の路地を左折します。品野川を渡った正面の小山が城跡で、城跡の南や南西に登城口があります。周辺は道が狭いので駐車できません。
応仁の乱(1467)勃発時、美濃国今須城に居た長江氏は土岐斉藤氏に敵対して東軍の細川方に加わり敗れた。今須落ちした長江利景は尾張へ逃れ、現在の瀬戸市にある落合城に潜入し、後に桑下城を築いて移った。文明14年(1482)、長江氏と敵対していた今村城主・松原広長と戦い、長江氏は品野の南端・阿弥陀ヶ峰に砦を築いて陣取った。これに対し、今村氏は勢呼山から安戸坂に陣を構えて応戦し、若狭ヶ洞の一戦で品野勢が大勝した。その後、桑下城には長江景則・景隆が居城した。
くわしたじょう
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