戸倉城
清水町役場から南西約550mにある本城山公園が城跡。狩野川を県道144号「徳倉橋」で南西へ渡り、400m先「徳倉」信号を右折して県道139号に入ります。700m程北西へ進んで右折し、350m程東進して右折すると本城山公園の北駐車場です。この北駐車場から約5分で山頂です。
狩野川がU字に蛇行した内側にあり、3方を川で囲まれた要害の地にあります。山頂が主郭で、説明板や展望台があります。展望台からは周辺が一望でき、富士山も綺麗に見えました。主郭の南には堀切があります。

【感想・メモ】
【道案内】
天文元年(1532)、北条氏綱の頃に築城されたと思われる。今川氏と北条氏が対立を深め、駿河と伊豆の国境を守る北条氏の有力支城として、北条氏光が城将を務めた。天正9年(1581)、武田勝頼が戸倉城を守っていた笠原新六郎を調略したため、氏光は戸倉城から退いた。北条氏はすぐ周辺に新城を築くなど、戸倉城奪還に力を注いだが、武田氏の衰退と共に戸倉城は落城し、再び北条氏が手に入れた。その後、韮山城の支城として機能したが、北条氏没落と共に廃城となった。

参考資料
『静岡県の中世城館跡』静岡県教育委員会発行
現地説明板
城跡の地図

【歴史】
別名 徳倉城
所在地 静岡県清水町徳倉
遺構等 曲輪、堀切、竪堀、説明板
現状 本城山公園
築城年 天文元年(1532)
築城者 北条氏綱
歴代城主 北条、武田、北条
形式 山城(比60m)
駐車場から主郭まで約5分
訪城日 2011/9 感想
とくらじょう
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主郭からの眺め