福岡県のお城 ごしょがたにこうごいし
御所ヶ谷神籠石
別名
所在地 福岡県行橋市津積
遺構等 水門、石塁、土塁、門跡、説明板
現状 史跡公園
築城年 7世紀
築城者 天智天皇
歴代城主 不詳
形式 古代山城
登城時間 駐車場から中門まで約3分
中門
訪城日 2013/5/1 感想
【道案内】 登城口の地図 城跡の地図
北方の県道58号沿いに案内が出ています。最初の駐車場は通り過ぎ、更に奥の道路終点にある駐車場まで進むと、中門まで2〜3分です。
【感想・メモ】
外周約3kmで城門が7箇所あります。私はお手軽に中門→景行神社→建物礎石跡→馬立場→西門→中門→東門→中門と歩きました。このコースだと30分もあれば見学できます。高い石塁と排水口のある中門が特に見応えたっぷりで、ここから5分弱で景行神社、その背後に建物跡があります。また、西門−中門−東門の間には石列も見られます。
【歴史】
標高246.9mのホトギ山(御所ヶ岳)山頂から北西斜面にかけて築かれた古代山城。御所ヶ谷神籠石が築かれたのは7世紀頃と推定される。天智2年(663)、百済救援のため朝鮮半島に派兵した日本は、白村江の戦いで唐・新羅の連合軍に敗退した。このため、日本は唐・新羅の侵攻に備え、防人と烽を配置し、大野城基肄城、金田城など西日本の各地に国土防衛のための山城が築いた。この神籠石もそれらの城塞の一つだと考えられている。
参考資料
『日本城郭大系』新人物往来社発行
現地説明板


西門


東門
HOME 福岡県のお城