城跡の地図
文永年間(1264-75)千葉頼胤が築城したといわれる。頼胤の孫・貞胤にまつわる伝説が地元にはあり、貞和4年(正平3、1348)正月、貞胤が北朝方に味方して楠木正行と河内の四條畷で戦い、その暮れに小金城に戻ったところ、城が荒廃して住める状態ではなかった。それに同情した付近の農夫が傍らの松の枝3つを折り重ね貞胤を寛がせ、農夫に助けられて守護神妙見菩薩と共に千葉の館に帰った。後に農夫は三枝松の姓を賜り、以後明治初めまで千葉妙見社の祭礼時の門扉は馬橋の三枝松氏が代々担当したという。

『千葉県所在中近世城館跡詳細分布調査報告書』千葉県教育委員会発行、『日本城郭大系』新人物往来社発行 参照
中根城

妙見神社

三ケ月馬橋城の約1kmに位置します。城跡は宅地開発で壊され遺構はありませんが、城内に妙見社があります。
【感想・メモ】
別名
所在地 千葉県松戸市中根
遺構等
現状 宅地、妙見神社
築城年 文永年間(1264-75)
築城者 千葉頼胤
歴代城主 千葉氏
形式 平山城
訪城日 2010/6 感想 ×
【道案内】

【歴史】

なかねじょう
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JR常磐線・流鉄流山線「馬橋駅」から南へ約400m。国道6号「中根立体入口」信号の南側付近が城跡です。