大和田陣屋　ちえぞー!城行こまい

東武野田線「大和田駅」から南西へ約７００ｍ、大宮商業高校の南西。大宮商業高校から東側道路を２００ｍ程南下した「大和田公園入口」信号を右折し、１５０ｍ程西進した道路右手に陣屋の説明板や表示があります。

別名
所在地	埼玉県さいたま市見沼区大和田町1丁目
遺構等	土塁、説明板
現状	宅地
築城年	天正１８年（1590）
築城者	伊達与兵衛房実
歴代城主	伊達与兵衛房実
形式	平城
訪城日	2010/5	感想	△

伊達城の一角に大和田陣屋は築かれていて、個人宅の周囲と５０ｍ東に土塁が残っています。

この地は高所で周囲への展望が良かったため、中世～近世にかけて軍事拠点として伊達城・大和田陣屋が築かれた。岩槻城主太田氏の家老・伊達与兵衛房実が伊達城に居城していたが、天正１８年（1590）豊臣秀吉勢の岩槻城攻めの際、房実は豊臣方へ降った。その後、房実は徳川家康に仕え、大和田村に２５０石を与えられ大和田陣屋を築いた。（『埼玉の古城址』中田正光著、現地説明板　参照）