登城口の地図
城跡の地図
長比城
別名 野瀬山城
所在地 米原市(山東町)長久寺
遺構等 曲輪、土塁、空掘、碑
現状 山林
築城年 元亀元(1570)
築城者 浅井長政
歴代城主 浅井長政
形式 山城
訪城日 2005/4/16
【道案内】


【感想・メモ】
たけくらべじょう
【歴史】
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国道21号「柏原」信号を北へと県道551号に入ります。300m程北上して線路を越え、更に200m程北上した2本目の路地を右折します。800m程東進して道なりに右折し、150m程南下して左折、150m程東進すると左手に神明神社があります。この上の山が城跡で、神社のすぐ横の道を上っていくとダムが見えてきます。道はダムの手前で行き止まりとなり、この付近だと車の向きを変える幅がないため、右前方に祠が見えてきた付近で停めると良いでしょう。
祠が丁度右側にある付近に左手に「長比城」と書かれた札があります。ここから登山道へ入ります。登り始めて少しすると秋葉神社があります。神社を過ぎて5m程歩くと左へ入って行く道があり、ここにも「長比城」と書かれた札がありますが、見難くて見落としやすいので注意してください。少し登ると、あとは尾根筋を歩いて行く事になります。登山道を見落とさなければ、山頂まで道があります。西の曲輪には虎口が2ヵ所あり、周囲は土塁が巡っています。また更に尾根を登ると主郭に辿り着きます。主郭のほうが土塁が低くて西の曲輪の方が見応えがありました。主郭には真新しい「長比砦跡」の碑がありました。
元亀元年(1570)、小谷城主・浅井長政が近江・美濃の国境を固める為に築城し、信長の北近江侵攻に備えた。同年の姉川の合戦で、城を守備していた大野木秀国は討死にした。信長の妹・市を長政は娶ったが、朝倉義景に味方し、織田信長を裏切ったため、信長軍に攻略され、落城した。