国道161号「饗庭」信号を南へと県道558号へ入り、600m程南下して右折します。1km程西進して突き当たったら左折し、300m程南下して左手に「日爪区会議所」を過ぎ、更に100m程南下すると左手に「日爪区農村集落センター」、右手に「慈恩寺」があります。この慈恩寺背後が登城口で、会議所付近に駐車できます。 |
【感想・メモ】 |
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登城口の案内板からフェンス沿いに南へ進み、フェンス切れ目から内側へ入るとこの付近が南谷遺跡と言う根小屋で、区画された空間と上方には立派な竪土塁や説明板があります。竪土塁沿いに登り切ると西側に郭がありますが、北尾根に畝状竪堀が見られます。城内は整備され、東の堀切や東曲輪群の土塁、そこから主郭をつなぐ土橋、主郭土塁など見応えがあります。それ以上に、主郭背後の連続堀切や、1つ目の堀切から横堀へ、そこから竪堀が派生したり、更に屈曲して横堀へ続く技巧的な縄張に目を見張ります。また、主郭の南下にも土塁を持つ小曲輪があります。この谷を挟んだ南には日爪南城もあり、尾根伝いに訪れました。 |
【歴史】 |
日爪氏が居城したといわれ、後に清水山城の出城として改修されたともいわれる。 |
【参考資料】 |
『近江の山城ベスト50を歩く』中井均(編)/サンライズ出版 |
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登城口 |
東の堀切 |
中央の土橋 |
主郭北西の屈曲する横堀 |
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