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別名 |
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所在地 |
南丹市園部町黒田片山城 |
遺構等 |
曲輪、土塁、堀切、畝状竪堀、土橋、碑 |
現状 |
山林 |
築城年 |
天暦元年(947) |
築城者 |
森筑後守宗政 |
歴代城主 |
森氏 |
形式 |
山城(比130m、標261m) |
訪城日 |
2011/5 |
感想 |
◎ |
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南郭の東斜面にある畝状竪堀 |
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JR山陰本線「園部駅」から北西へ約3km。黒田集落の北東端(国道477号が東から南へ折れる「横田」信号から府道54号で750m程西進して右折します。200m程北上して右折し、200m程東進した左手)が登城口で、案内表示があります。1台なら登城口に駐車できます。 |
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登城口から10分も登れば尾根に出ます。ここを右へ進むとすぐに南出郭ですが、先に主郭(左手)を目指しました。少し進むと右手に竪堀が2本見えてきます。この付近から急斜面でちょっと大変ですが登りきると南郭となります。この北の堀切を土橋で越え、段郭を過ぎると主郭です。この北にも堀切を隔てて郭が1つあります。ここの堀切にも土橋があり、北郭の南側には土塁があります。主郭東の東郭は東西に長い郭で、東郭へ下りてすぐに横堀が入っており、郭の東側には土塁がしっかり巻いています。また、南郭から下って竪堀が2本あった所へ戻ると、この北側奥にまだ竪堀があるのが見えます。畝状竪堀になっていて、4本までは確認したのですが、規模が大きくかなり見応えあります。帰りに南出郭へ寄ったのですが、こちらはかなり藪でした。スキー板での表示があったり、遺構もしっかりしている上に、全体に城の主要部が見やすくなっていて楽しめるお城です。 |
【歴史】 北側には須知に抜ける観音峠道が、南側には笹山街道が通っており、黒田城は街道を押さえる要衝にあった。天暦元年(947)、森筑後守宗政が築城したといわれ、代々森氏が居城した。戦国期には森越前守高之が城主で、天文2年(1533)黒井城、籾井城で軍功を挙げたと『有名姓氏録』にあるが、織田信長に敵対していたため没落したと思われる。 |
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