城跡の地図
井波城
別名 稲見城
所在地 南砺市(井波町)松島
遺構等 曲輪、土塁、空堀、説明板
現状 古城公園、松島八幡宮、護国神社
築城年 文明年間(1469-87)
築城者 蓮乗
歴代城主 蓮乗、前野小兵衛
形式 平城
訪城日 2006/7/26
【道案内】


【感想・メモ】
いなみじょう
【歴史】
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「瑞泉寺」から北東へ約250m、「護国神社」のすぐ北となります。神社に駐車スペースがあります。
神社入口付近に説明板があり、回りには土塁が残っています。櫓台も残っていてびっくり!近くの瑞泉寺はすごく立派で、見上げてしまいます。井波といえば彫刻で有名ですが、行った時に偶然お寺の中で彫刻の展示をしていました。お寺の前の参道の両脇には彫刻屋が並び、彫刻をしている所が見学できます。
瑞泉寺3代・蓮乗が、土豪や武士団との抗争が激しかったため、文明16年(1484)頃、本願寺護法のため瑞泉寺の旧地に塁濠を築き、越中一向一揆の拠点とする城廊を構え井波城と称した。天正9年(1581)、瑞泉寺7代・顕秀の時、富山城主佐々成政と戦い、堂舎・町屋をことごとく兵火に罹り落城した。佐々成政は井波城を大改修して、家臣前野小兵衛勝長を守将としたが、天正13年の豊臣秀吉の佐々征伐のとき、金沢城主前田利家に攻められ落城した。井波城は前田氏の持城となったが、やがて廃城となった。
縄張図(現地説明板より)