大島城

古井戸

三日月堀

二の丸南西の堀


【道案内】
城跡の地図
JR飯田線「山吹駅」から東へ約1km。国道153号「山吹」信号を東へと県道226号へ入り、600m程東進すると県道は右カーブしますがここを直進方向へ進みます。400m先で左折し、台城公園の南から西へ回りこむと無料駐車場が完備されています。

駐車場へ向かう途中から立派な三日月堀が見えるので興奮します。城跡は公園整備された際に、郭の真ん中に通路を作ってしまったのがちょっと残念ですが、遺構はかなりよく残っていて見応えたっぷりです。丸馬出に二重の三日月堀・横堀は深さや幅がかなりあり、これぞ武田の城!って感じで惚れ惚れします。本丸北西下には古井戸もあります。
【感想・メモ】
平安末期、船山城主片桐為行の第8子・大島八郎宗綱が分地し、大島郷を領した。その後、大島氏が代々この地を領し、大島城を始め北の城や沼の城を築いた。元亀2年(1570)、武田信玄が飯田城代秋山信友に命じ、上洛の拠点とするため城を大修築した。天正10年(1582)、織田信長が伊那に侵攻し飯田城を落としたため、武田勢は伊那の勢力を大島城に集結させたが、守将武田信廉は大島城を捨てて甲斐に敗走したため落城した。
【歴史】
別名 台城
所在地 長野県松川町元大島
遺構等 曲輪、空堀、土塁、井戸、馬出、碑、説明板
現状 台城公園
築城年 平安末期
築城者 大島氏
歴代城主 大島、武田、織田
形式 平山城
訪城日 2011/7 感想
おおしまじょう
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