岡城

国道143号「仁古田」信号から500m程北上した左手に「岡城跡公園」があります。この付近から西側にかけてが城跡です。
【感想・メモ】
公園になっているのは、二の丸の北東側のみで、土塁が残っています。公園から道路を隔てた東側やや南には三日月濠が残っており、公園南側の通り沿いから井戸が1つ見えます。本丸は団地になってしまいましたが、団地から更に西へ80m程歩いて行くと、説明板があり、本丸西側の堀が残っています。更に、この堀の北西側道路沿いには二の丸の土塁跡が分かり、北側の三日月濠は田んぼになっています。歩いてみると、思った以上に城跡は広く、遺構が点在していて、全体の雰囲気がつかめます。
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本丸西の内堀

二の丸井戸

東側の三日月濠

【歴史】

二の丸北東部の堀と土塁

岡城は、武田信玄家臣・馬場美濃守信房の縄張で、天文年間(1532-55)末に築城されたと言われる。天文22年(1553)村上義清の葛尾城を落としてから、永禄3年(1560)松代に海津城を築くまでの6年間、武田勢の川中島進出の貴重な前線基地であった。
城跡の地図
【道案内】
別名 古城、岡村城
所在地 上田市岡
遺構等 曲輪、空堀、井戸、土塁、碑、説明板
現状 岡城跡公園、宅地、畑
築城年 戦国期
築城者
歴代城主
形式 平城
訪城日 2007/5/25
おかじょう