春日城　ちえぞー!城行こまい

別名	春日丘城
所在地	伊那市春日
遺構等	曲輪、空堀、土塁、碑、説明板
現状	春日公園
築城年	天文３年(1534)
築城者	伊那部大和守重慶
歴代城主	伊那部大和守重慶、小笠原信定
形式	平山城(比40m)
訪城日	2003/9/26

ＪＲ飯田線「伊那市駅」から西南西へ約９００ｍ。「伊那市駅」西側の「駅前」信号を西へと県道２０２号に入ります。そこから１ｋｍ程行くと左手に「春日公園」があります。この公園が城跡で、公園に無料駐車場が完備されています。

このお城は、空堀が幅広く深さもあって見応えがあります。空堀の間に架かる赤い橋も印象的。また公園から山々も見え、眺めも楽しめます。でも城跡碑が赤い橋のたもとの曲輪の隅っこにあったので、写真を撮る時にもちっと真ん中にあったら良かったのにぃ！と思いました。

天文３年（1534）、平家の末流で粟田口民部重吉の１６代後裔・伊那部（春日）重慶が築城した。重慶を継いだ但馬守重成は、次男・重国を分家させ、伊那市内の東春近に殿島城を築城し、殿島大和守と称した。その後、春日城は高遠城の支城としての役割を持った。天正１０年（1582）、織田信長の信濃侵攻により、高遠城が落城し、同時期に春日城も焼き払われ廃城となった。