【道案内】 |
城跡の地図 |
登城口の地図 |
|
|
主郭虎口 |
丸山城森林浴公園が城跡で、遠方から道路に案内が出ています。北側の林道で城跡近くまで車で上がれ、駐車場も完備されています。 |
【感想・メモ】 |
城跡は荒れ果てており、歩くのも大変で、あまり訪れる人も居ないような雰囲気です。総石垣の城とのことで期待して訪れたのですが、藪が酷く確認ができません。かろうじて主郭の一部が藪が薄く、虎口付近の石垣が見られました。 |
【歴史】 |
|
天正13年(1585)、小笠原長旌が盛時の小笠原家を挽回しようとして築城したといわれる。小笠原氏は南北朝時代から赤城・温湯城を居城としていた。長旌は病弱だったため、天正19年、弟元枝が毛利輝元に従った。ところが、小笠原氏の家督問題で輝元の心証を害し、文禄元年(1592)元枝の子長親が朝鮮の役に出兵して留守の間に小笠原氏は出雲神西へ移封を命じられた。その時、ほとんどの家臣は残され主だった一族のみが移ったといわれる。 |
【参考資料】 |
『島根県中近世城館跡分布調査報告書(出雲・隠岐の城館跡)』島根県教育委員会発行
『山陰の城館跡〜攻防の跡をたずねて〜』山陰史跡整備ネットワーク会議(小冊子) 『日本城郭大系』新人物往来社発行 |