足守陣屋　ちえぞー!城行こまい

足守小学校の北西にある公園が陣屋跡です。小学校南西側道路を南東へ１００ｍ程進んだ左手に観光者用無料駐車場があります。

別名
所在地	岡山県岡山市北区足守
遺構等	石垣、水堀、碑、説明板
現状	公園
築城年	慶長6(1601)
築城者	木下家定
歴代城主	木下
形式	陣屋
訪城日	2010/4	感想	○

陣屋跡は公園整備され、水堀と石垣が残っており石碑や説明板もあります。駐車場の道路向かい側付近に足守藩侍屋敷があり、小学校東側に木下権之助屋敷表門があります。また、付近は古い町並、近水園など見所が沢山あるので、案内板を見て歩いて回ると良いでしょう。

慶長６年（1601）、秀吉の正室ねねの義兄・木下家定が足守２万５千石を与えられ設置した陣屋。２代勝俊は、若狭小浜で６万２千石を領していたが、関ヶ原合戦後に小浜を没収され、慶長１４年、足守を相続した。その際、北政所が勝俊にのみ相続させたため、徳川家康の怒りを買い、改易された。その後、幕府直轄領だったが浅野長晟が一時２万４千石で入ったが、紀州和歌山の浅野本家を相続して足守を去り、元和２年（1616）大阪夏の陣後、木下勝俊の弟・利房が木下家再興を許され、２万５千石を領して以後、代々木下氏が継いで明治を迎えた。

（現地説明板参照）