下津城　ちえぞー！城行こまい

別名
所在地	愛知県稲沢市下津高戸町９
遺構等	土塁、碑
現状	畑、宅地
築城年	応永以前
築城者	織田兵部助敏広
歴代城主	織田兵部助敏広、太田清蔵
形式	平城
訪城日	2008/8/2

下津小学校の道路を挟んだ西側に城址碑があります。少し高台になっていて、ここが本丸跡だったようです。また、城址碑から１００ｍ程北には土塁跡と思われるものもあります。

尾張の守護代である織田敏広が築城した。文正元年（1466）、守護・斯波氏の相続争いが勃発し尾張でも戦が起こった。その際、下津城も襲撃されそうになったが、敏広が防いだ。翌年、敏広は弟で犬山城主である敏定を上京させ斯波氏の相続争いに決着をつけさせようとする。敏定はそこで戦功をたて勢力が増大し、敏広を凌ぐようになった。文明８年（1476）、敏定は敏広を追放し、下津城は焼かれて廃城となった。