岩崎城
別名
所在地 愛知県日進市岩崎町市場
遺構等 模擬天守、空堀、土塁、井戸、碑、説明板
現状 岩崎城跡公園
築城年 享禄年間(1528-31)
築城者 織田信秀
歴代城主 織田、松平、丹羽
形式 平山城
訪城日 2008/1/5
岩崎城縄張図  原図:佐分清親氏
愛知県中世城館跡調査報告書T(尾張地区)より
県道217号と県道57号が交差する「岩崎」信号から200m程北上した右手のGSを越えてすぐを右折すると(岩崎城跡公園の案内有)公園駐車場となり、この公園が城跡です。
城跡の地図
【道案内】

【感想・メモ】

公園内には岩崎城歴史記念館(入場無料)があり、長久手の戦い(特に岩崎城の戦い)について勉強できます。お城は二の丸庭園や櫓台、土塁などが残りますが、一番見応えがあるのは空堀です。また、本丸には整備された井戸があり、西の曲輪には素掘りの井戸も残っています。歴史記念館の横には、古墳や古城の碑があります。
享禄年間(1528-32)織田信秀によって築城されたが、その後、徳川に奪われ、丹羽氏清が天文7年(1538)に入城した。天正12年(1584)長久手の戦いの際、秀吉の武将・池田恒興らが徳川の本拠地である岡崎を奇襲するため岩崎城下を通過しようとした。岩崎城を守っていた丹羽氏重は攻撃をしかけ城兵300名以上とともに戦死した。池田恒興らはここで討ち取った者達の首実検をし進軍を止めたがために、家康方は長久手で勝利を収め、池田らをも討ち取った。お城の規模は東西150m、南北180m程である。
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【歴史】
いわさきじょう