城跡の地図
JR飯田線「野田城駅」から南南西へ約500m。国道151号「稲木」信号を東へと県道392号に入り、野田城駅西方で線路を越えます。500m程南東へ進んだ「中市場」信号を右折し100m程行くと右手に調整池があり、ここに大野田城の説明板があります。大野田城はこの調整池の奥(西)です。池の付近に駐車可能です。
大野田城
別名 中市場城
所在地 新城市野田字幹徳
遺構等 曲輪、空堀、土塁、碑、説明板
現状 山林
築城年 天文元年(1532)
築城者 菅沼大膳亮定継
歴代城主 菅沼
形式 平城
訪城日 2008/3/16
【道案内】


【感想・メモ】
城跡は雑木林ですが、主郭の土塁とその外側に空堀が明瞭に残っています。城址碑の場所が分かりにくいですが、中市場池の西南、一番南の空堀より南の東端(池のすぐそば)に、池に向かって白い標柱が建っています。
おおのだじょう
【歴史】
天文元年(1532)、菅沼大膳亮定継が築城して、後に奥平信昌が居城した。元亀2年(1571)、三河に侵略してきた武田軍が攻めてきた。野田城主でもあった菅沼定盈が戦ったが落城した。その後、天正4年(1576)、水野弾正忠が再建し、居城した。
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大野田城縄張図  原図:高田徹氏
愛知県中世城館跡調査報告書V(東三河地区)より