徳丹城 |
別名 | |
所在地 | 岩手県矢巾町西徳田 |
遺構等 | 曲輪、土塁、門跡、堀立柱建物跡、碑、説明板 |
現状 | 史跡公園 |
築城年 | 弘仁4(813) |
築城者 | 文室綿麻呂 |
歴代城主 | 文室 |
形式 | 柵 |
訪城日 | 2005/5/3 |
とくたんじょう |
国道4号「西徳田」信号から500m程南下すると、左手(西)に「徳田小学校」、右手「西辺柵跡公園」があります。この公園付近一帯が城跡で、柵跡公園に無料駐車場が完備されています。 |
本当は国道4号の東側が中心地だったようですが、そっちには学校が建てられたりして用地確保が出来なかったため、西側に史跡公園をつくったみたいです。徳田小学校の前にも説明板らしきものがありました。公園内はだだっ広くて、礎石跡などが分かるようにしてありました。柵って広大で、平地で、遠方まで見晴らしがよいから、見てい分には気持ちいいんだけど、私には全部同じ作りに見えてしまい違いが分からない。 |
弘仁4年(813)、志波城が雫石川の氾濫に悩まされたため10年で廃城とし、造営された律令制最後の城柵。外郭と内郭(政庁)の2つからなり、外郭線は東西約350m、南北約352mで南東隅は隅切り構造となっている。外郭線は北辺のみが築地塀、他の三面は木柵が施され、各辺の中央には八脚門が建ち、門を中心に推定17棟の櫓が70m間隔で並んでいた。外郭線の内外には溝も掘られていた。 |