福島県のお城
てらやまだて
寺山館
別名 蛇頭館
所在地 福島県東白川郡棚倉町寺山
遺構等 曲輪、土塁、竪堀、堀切、説明板
現状 山林
築城年 戦国時代
築城者 白川結城
歴代城主
形式 山城(比130m、標364m)
登城時間 集会所から主郭まで約15分
北東尾根の二重堀切
訪城日 2017/3/18 感想
【道案内】 登城口の地図 城跡の地図
JR水郡線「近津駅」から北北東へ約1km。近津駅の北約1km(久慈川の北側)の踏切を東へ渡りすぐの路地を右折します(城の案内有)。そのまま道なりに進み民家の脇を抜けると山へ入る道があり(寺山館跡森林整備の看板有)、ここから登城道が整備されています。踏切を渡ってすぐ左手にある集会所に駐車させて頂きました(その先は道が狭く駐車不可)。
【感想・メモ】
城の北西尾根に登城道があり、枡形を過ぎ郭を抜けると主郭に到達します。主郭には土塁があり、東に桝形虎口があります。南尾根にも郭がありますが、見所は北東尾根です。主郭背後の大堀切に驚いていたら、その先には更に巨大な二重堀切があり、更に先にも堀切があります。土塁上にはつぶて石と思われるものも見られました。
【歴史】
戦国時代、白川結城によって築城されたといわれる。永禄4年(1561)、常陸国から北進する佐竹氏に攻められ落城した。その後、佐竹氏の城として白川氏・伊達氏に対する前線基地として使われ続けたが、天正18年(1590)豊臣秀吉の命により廃城となった。
登城口への道 登城口 主郭背後(北東)の堀切 二重堀切の土塁
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