平城 |
別名 | 飯野城、龍城 |
所在地 | いわき市平字旧城跡 |
遺構等 | 石垣、空堀、水堀 |
現状 | 宅地 |
築城年 | 慶長8(1603) |
築城者 | 鳥居忠政 |
歴代城主 | 鳥居、内藤、井上、安藤 |
形式 | 台城 |
訪城日 | 2006/4/30 |
たいらじょう |
JR「いわき駅」のすぐ北側の丘陵上が城跡です。 |
龍が城美術館の手前の公園入口に石垣があります。公園へと下りていくと水堀(丹後沢)もあります。付近を散策していたら、民家の間にも石垣や土塁、空堀が所々残っていました。ここまで宅地開発されてしまったのも残念ですが、宝物探し間隔で遺構を探し歩くのも楽しいかも? |
慶長5年(1600)関ヶ原合戦により、それまで大館城を居城としていた岩城氏に替って、慶長7年、徳川幕府譜代の鳥居忠政がこの地に封ぜられた。慶長8年、忠政は新城の築城を開始し、12年の歳月をかけて梯郭式平城を完成させた。この城の目的は仙台藩伊達氏の押さえにあった。慶応4年(1868)戊辰戦争にて奥羽越列藩同盟に与した当時の家老・上坂助太夫が明治政府軍に攻められた際、自ら城に火を放って逃走した。 |