黒木城
別名
所在地 相馬市黒木字西館
遺構等 曲輪、土塁、空堀
現状 墓地、畑
築城年 建武年間(1334-38)
築城者 黒木大膳亮正光
歴代城主 黒木、相馬
形式 平山城(比11.5m)
訪城日 2006/4/29
【道案内】


【感想・メモ】
くろきじょう
【歴史】
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相馬市街から国道113号で新地町方面へ向かった場合、右手に「黒木郵便局」がある所で道がやや右に曲がります。そこから100m程北上した1本目の路地を左折し、200m程西進した右手付近一帯が城跡です。
現在、ほとんど宅地や畑となっていますが、堀跡が何となく分かります。少し高台があったのでそちらへ行ってみたら墓地でした。この付近が主郭だったようです。地元の方に尋ねてみたら、城跡はやはり丘陵上の墓地の方だとおっしゃっていました。ぶらぶら周囲を散策すると、所々に堀跡があり、墓地の付近には土塁もありました。
建武年間(1334-38)、黒木大膳亮正光が築城した。黒木氏は北畠顕家の家臣で、熊野堂城と共に南朝霊山の搦手から北朝軍の進出を阻止するため戦った。霊山落城後、相馬氏が支配した。16世紀中頃に相馬氏が滅ぼされるまでの200年余をこの城を本拠に宇多郡を支配した。そして、伊達氏との攻防の拠点としたが、謀反が相次ぎ、中村城へ移った後に廃城となった。
城跡の地図