今川氏居館 |
別名 | 大津城、今川居館 |
所在地 | 島田市大草 |
遺構等 | |
現状 | 慶寿院 |
築城年 | |
築城者 | 今川範氏 |
歴代城主 | 今川 |
形式 | 居館 |
訪城日 | 2006/6/17 |
いまがわしきょかん |
国道1号(島田バイパス)「野田インター」から県道217号を3km程北上すると、道路に「慶寿院」の案内が出ているので、そこを左折します。100m程西進して川を渡り、更に200m程西進すると慶寿院があります。この付近が館跡です。 |
慶寿院の境内が二の郭で、お寺の上の茶畑が主郭のようです。このお寺は今川範氏の菩提寺でもありお墓がありますが、他には特に何もありません。 |
南北朝時代、遠江守護の今川範国は戦功により駿河守護職も与えられたが、駿河は安倍城主狩野氏のほか南朝勢力の拠点があったため、入国できなかった。守護職を継いだ範国の子範氏は、駿河進出の足掛かりとして見附城よりこの地に移り、居館と城を築いて駿河進出を狙うも、実現できなかった。今川氏が駿河進出を果たしたのは、応永18年(1411)範氏の孫・範政の時であった。 |