持舟城 |
別名 | 用宗城 |
所在地 | 静岡市駿河区用宗城山町 |
遺構等 | 曲輪、土塁、井戸、碑 |
現状 | 城山観音堂 |
築城年 | 天文年間(1532-55) |
築城者 | 一宮元実 |
歴代城主 | 一宮、三浦、武田 |
形式 | 山城(比70m) |
訪城日 | 2006/1/7 |
もちふねじょう |
土塁 |
JR東海道本線「用宗駅」から北へ約500m。「用宗駅」北側から北東へ250m程進んで左折し、「浅間神社」の脇を通って200m程坂を上っていくと道が二手に分かれます。ここを左折し、50m程行った右手に「持舟城入口」の案内があるので、ここから階段を上がっていくと正面が城跡です。車でこの案内がある所まで上がれますが、駐車場がないので「用宗駅」の北にある大雲寺の駐車場を利用するといいかも? |
主郭には廃寺があり、その前に城址碑があります。廃寺の裏手に、立派な堀切がありました。ここが最大の見所かな?あちこちに石組が見られますが、いつの時代のものかはよく分かりません。 |
天文年間(1532-55)、今川氏の属将・一宮元実が築城した。永禄11年(1568)、武田信玄の駿河侵攻によって、この城も武田氏に属し、駿河先方衆の三浦兵部義鏡が在番した。天正7年(1579)、徳川家康が遠江から西駿河海岸部を東進し、持舟城を攻撃した。翌年武田勝頼はこの城を改修し、朝比奈駿河守氏秀をおいたが、再び徳川軍の攻撃を受け落城し、廃城となった。 |