加納城 |
別名 | 矢崎城 |
所在地 | 南伊豆町加納字矢熊 |
遺構等 | 曲輪、空堀、土塁、土橋 |
現状 | 山林、畑 |
築城年 | 天正16(1588) |
築城者 | 清水氏 |
歴代城主 | 清水 |
形式 | 丘城 |
訪城日 | 2004/11/4 |
かのうじょう |
お墓 |
空堀 |
国道136号で南伊豆町役場から西進し、青野川を渡ると右手にメロン直売所、消防署や左手に武道館があります。ここの交差点の北西側に見える山が城跡です。 |
この山は私有地のため、土地の管理人に入山許可を得に行ったら、偶然、管理人さんも山へ行く所だったので、一緒にいいですよーということになり、城跡へ入ることが出来ました。登城道がちゃんとあって登りやすいです。少し登ると小さなお墓があり、そこから1〜2分程で空堀と土橋が目に入ってきます。そこからは4段の曲輪があり、主郭には土塁が巡っていました。遺構がしっかり残っているのと、山が整備されているおかげで見やすかったです。この山は農地にする予定で少し切り開いたものの、イノシシにやられて栽培ができないため諦めたそうです。道理で、南側斜面だけが拓けているのね。周辺は源泉が噴出しているのか?湯気が出ていて、温泉地なんだなぁと実感しました。 |
後北條氏の伊豆衆の筆頭・清水太郎左衛門代々の本貫地だったと言われ、天正16年(1588)、下田城主に任じられた清水康英一族の城と言われる。 |