城跡の地図
勝連城
【歴史】
勝連城は11〜12世紀に築城された。勝連城が最も栄えたのは最後の城主・阿麻和利(あまわり)の時で、東アジアを中心に盛んに海外交易を行い勢力を拡大した。有力な按司(あじ)・阿麻和利は、琉球統一後も首里王府から王権を脅かす存在だった。首里王府は阿麻和利を抑えるため、首里国王の忠臣・護佐丸を中城城に配し、琉球王・尚泰久の娘・百度踏揚(ももとふみあがり)を嫁がせた。しかし1458年、阿麻和利は護佐丸を奸計にて滅ぼし首里王府を攻めたが大敗し、王府軍に滅ぼされた。
遠くから城が見えた時、天空の要塞といった感じの石垣が見えてワクワクしました。城址碑の後ろに立派な城壁が見え、駆け上がりたい気分に。この城は連郭式で4つの郭がありますが、四の郭はほとんど原形をとどめていません。三の郭へ入った瞬間、主郭の高くそびえる城壁が目に入ってきて感動します。高台にあるため眺めも良く、三方の海が見渡せて気持ちいいです。主郭や二の郭には礎石があり、建物があったようです。あちこちに拝所があり、井戸跡もありました。とにかくカッコいい城壁と開放感溢れる雰囲気に圧倒されました。沖縄で世界遺産に登録されている9つのうちの1つです。入城無料なため、時間もフリーで入れます。
【感想・メモ】
別名
所在地 沖縄県うるま市(勝連町)勝連南風原
遺構等 曲輪、石垣、井戸、碑、説明板
現状 世界遺産
築城年 11ー12世紀
築城者
歴代城主 ?、阿麻和利
形式 山城
訪城日 2006/2/24
【道案内】

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かつれんぐすく
与勝中学校の西北西約300m。与勝中学校から県道16号で200m程北西へ進み、1本目路地を左折、200m程直進すると城で、道路に案内が出ているので分かります。城跡前に無料駐車場が完備されています。