沖縄県のお城
しゅりじょう
首里城
別名 中山城
所在地 那覇市首里金城町1丁目2
遺構等 復元正殿、復元門、曲輪、土塁、石垣、碑、説明板
現状 首里城公園(世界遺産)
築城年 13-14C
築城者 中山王察度
歴代城主 中山、尚
形式 平山城
登城時間
訪城日 2006/2/23 感想
【道案内】 城跡の地図
ゆいレール「首里駅」の西約800mの首里城公園が城で、首里杜館地下に有料駐車場があります(2時間:310円でした)。
【感想・メモ】
正殿前の奉神門手前まではフリーで入れ、奉神門から奥の正殿・南殿・番所・北殿が有料(800円)でした。正殿の中はあまり興味がなかったのですが、正殿地下の遺構が一部ガラスの床で見られるようになっており、そこが楽しかったです。でも、これで800円は高い!と思っちゃいました。正殿より、そこに辿り着くまでの門や城壁がすごくステキで、奉神門より南西にある「京の内」や「西のアザナ」付近も城壁を復元しており、更に少し高台にあるため、正殿等の建築物を見下ろせてよかったです。沖縄で世界遺産に登録されている9つのうちの1つです。9時〜18時開館(入館は17:30まで)
【歴史】
14世紀〜15世紀初頭の三山時代は、中山国王の居城であった。1429年、尚巴志が三山を統一し、琉球王朝ができてから1879年に至るまで、琉球国王の居城として王国の政治・外交・文化の中心的役割を果たした。明治時代、廃藩置県によって熊本鎮台沖縄分遣隊が兵所として使用したが、保存運動により昭和初期(1928年〜1933年)に正殿の改修工事が行われ「沖縄神社拝殿」として国宝に指定された。太平洋戦争中の沖縄戦では日本軍が首里城の地下に総司令部を置いたこともあり、1945年5月25日から3日間、アメリカ軍艦ミシシッピなどから砲撃を受け、27日に焼失した。2000年には、首里城跡として他のグスクなど共に「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の名称で世界遺産に登録された。
参考資料
『図説 沖縄の城』名嘉正八郎/那覇出版社
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