玖島城 |
別名 | 久島城、大村城 |
所在地 | 長崎県大村市玖島1丁目 |
遺構等 | 模擬櫓、曲輪、石垣、土塁、水堀、空堀、船蔵、勢溜、碑、説明板 |
現状 | 大村神社、大村公園 |
築城年 | 慶長3(1598) |
築城者 | 大村喜前 |
歴代城主 | 大村 |
形式 | 平山城 |
訪城日 | 2007/11/25 |
国道34号「大村公園前」信号を西へ入ると大村神社の鳥居がありますが、ここに「玖島城大手入口門跡」の標柱があります。ここから西へ進むと公園ですが、「角堀」が見られ、その西側の菖蒲園は長堀です。大手門前から堀や模擬櫓、石垣が見えてかっこいいです。大手門から枡形虎口を入ると二の丸で、深い空堀が見応えあります。本丸は神社になっていますが、この周辺の石垣も見事です。この城は船蔵遺構が必見なのに、石垣や板敷櫓の写真を撮って楽しんでいる間にすっかり見忘れてしまいました。 |
JR大村線「大村駅」から南南西へ約1.5km。大村市役所から南へ約300mの大村神社を中心とした大村公園一帯が城跡です。神社や公園に無料駐車場があります。 |
慶長3年(1598)第19代当主大村喜前が築いてから、第30代純煕(幕末)に至るまで、約270年の間、大村藩主の居城であった。喜前は、豊臣秀吉の死後、天下が再び乱れる事を恐れて防備を固くするため、三方が海に囲まれた要害の地、玖島に本城を築き、三城からここに移った。慶長19年、第20代純頼によって大改修が行われたが、この時、北側にあった大手口を本小路側に移した。城の設計は、喜前と親しかった築城の名人・加藤清正と伝えられ、築城奉行は長崎惣兵衛重方であった。 |
くしまじょう |